ティーチャーズ ハイランド クリームを飲む
ティーチャーズ ハイランドクリームを飲む。
久しぶりに飲む。
700mlで1,000円前後とお手軽。
まず感じるのがカラメルのような甘い匂い。
こないだ飲んだホワイトホースから金属っぽい刺激臭を抜いたもののように感じた。
まずストレートで。
ここでようやくウイスキーらしい香ばしさを感じることができた。
最初の印象ほど甘くはなく、スコッチらしいピート臭も感じることができる。
一方でラフロイグのような煙臭さはなく、またアルコールの刺激もあまりないので、割と飲みやすい日本人好みのもののように感じる。
決してマズいわけではないが、個性的なウイスキーを飲んだあとだともうひとつ物足りなく感じてしまう。
言い換えれば雑味が少なく上品なウイスキーといえるかもしれない。
60点。ちょっと期待値が高かったかもしれない。
明星 一平ちゃん夜店の焼そば 蒲焼のたれ味を食べる
明星 一平ちゃん夜店の焼そば 蒲焼のたれ味を食べる。
今日も一人ぼっちで食べる。
袋はソースとふりかけとマヨネーズ。
かやくは麺の上にあけてあるいつもの一平ちゃんスタイル。
完成。
ソースが香ばしくていい匂い。
麺。中細麺。いつもの一平ちゃん。
かやくもいつもどおりキャベツだけ。価格が価格だけに仕方ない。
ソースはさらっとした醤油風味に強烈な焦げの匂い。
焦げた部分の匂いをフィーチャーしてソースを作るってすごいなと思った。
ふりかけはピリリと辛い山椒。これも他の焼きそばにないとても斬新。
開発意欲に乾杯。
いくらか辛みのかった甘辛いソースに、炭火焼きの焦げの風味、そこに山椒とマヨネーズが重なる複雑な味。
B級感を出しつつもまとまった味になっている。
不意にやってくるピリッとした山椒の味もいいアクセント。
蒲焼き感はそれなりだけど、この価格帯の新商品としては高い完成度だと思います。
具が控えめなので後半は多少飽きがくるけど、さすがチョコレートソース味を作り上げた一平ちゃんブランドと思わせる。
あ、あと「うなぎの蒲焼き味」とかじゃなくて「蒲焼のタレ味」ってのが誠実でいいと思います。
65点。
ごちそうさまでした。
明星 一平ちゃん 夜店の焼そば 大盛 明太チーズ味を食べる
明星 一平ちゃん 夜店の焼そば 大盛 明太チーズ味を食べる。
WindowsUpdateでエラーが出て、原因探るのも面倒なのでシステム復元しながら食べる。
袋はソースとマヨネーズとふりかけ。
かやくは最初から麺の上タイプ。
ボリュームたっぷり。
麺、ボリュームのせいで細めに見えるけど多分普通。
ソース、さらっとした焼肉風のタレに強烈なバター風味。
かやく、キャベツだけ。量は大盛りでないやつと一緒ぐらいの気がする。
ふりかけ、明太パウダー+(多分)粉チーズ+のり。
明太子の味に押されて、チーズ感はあんまりない。
もうちょっとチーズっぽい感じがあると嬉しいかな。
どっちかっていうとバター明太子味みたいな。
明太子パウダーが結構強烈なので、ふりかけもちょっと混ぜて食べたほうがいいかもしれない。
さらっとしたソースで、しかも大盛りということもあって、麺のパサパサ感を強く感じる。
マヨネーズも通常と同じ量なので、ちょっとしつこさを感じる。
あと、この焼き肉系のソースに強いバターの風味はあんまり合わないかなと感じた。
変わり種としては悪くないんだけど、このこってり感とボリュームは三十路オーバーにはちょっときついかも。
大盛りじゃなければいろいろ印象が変わった気がする。
55点。
ごちそうさまでした。
ホワイトホース ファインオールドを飲む
ホワイトホースファインオールドを飲む。
毎月1本ずつ買い足したいから節約頑張ろう。とか思いつつ飲む。
700mlで1000~1500円ぐらい?
スコッチの中では最安価格帯の一品か。
匂いはやや酸味がかったフルーティーな甘い香り。
その後にピート臭を軽く感じる。
まずストレートで。
甘い匂いのイメージ通り、ウイスキーというよりブランデーっぽさが強い。
ウイスキーの香ばしさも感じるものの、スモーキーさはほぼなく、やはり甘みが強い。
ただそれほど強い味わいはなく、がっつり飲むには多少物足りないか。
私には縁がないが、食前酒やパーティーでカクテルのように軽く飲むウイスキーとして良いのでないかと思う。
ただ味わいとしてはあまり切れ味が良くなく、ややレトロなまとわりつくようなものがあるので、入門者向けという感じでもなく、なかなか立ち位置の微妙な商品だなとは思った。
ハイボールにすると、フルーティーさが多少薄れ、少しだけウイスキーとしての存在感が増した。
これはこれで芳醇なハイボールとして楽しめそうだが、まぁそれならがっつりブランデーでもいいかもしれない。
個人的には硬派なスコッチのイメージを覆すライトな一品というイメージ。
甘めに70点。
明星 一平ちゃん夜店の焼そば 梅かつお味を食べる
明星 一平ちゃん夜店の焼そば 梅かつお味を食べる。
実際食べたのは昨日の夜だけど食べる。
小袋はソースとふりかけとマヨネーズ。
かやくは最初からあけてあるタイプで、小袋が3つあるとそれだけで、食欲をそそる。
できあがり。まず、ソースとキャベツと梅とマヨネーズと海苔の色合いがいい。
画一的になりがちなカップ焼きそばにおいて視覚は重要な要素だと思う。
ソースをかけると梅の香りが一気に広がり、ふりかけをかけると今度は鰹節の風味がやってきた。
麺、中細面でちょっとやわらかめ。スタンダードな一平ちゃんの麺と同じだと思う。
大きな具はキャベツだけなんだけど、調味するふりかけとかマヨネーズとかでそんなにボリューム不足とは感じなかった。
ソース、しょっぱい梅風味のサラサラとしたソースであんまりカップ焼きそば感はないかも。
しっかりとした梅と鰹節の風味に、マヨネーズもいいアクセントになってて、カップ焼きそばにありがちな単調さを感じない。
値段的には最安値帯の商品でありながら、味覚、嗅覚、そして視覚にも訴える商品で非常に完成度が高い。
あえて難をあげるなら、多少パサパサ感が強いが、それもマヨネーズで緩和されていて、いろいろな点で開発者側の気遣いが感じられる商品だと思う。
満足です。75点。
ごちそうさまでした。の写真は撮り忘れました。
日清食品 日清焼すぱ 下町ナポリタンを食べる
焼きそばじゃないけど食べる。
最近元気ないので景気づけに食べる。
袋は粉末ソースと調味油。
最近具がほとんどないような焼きそばばっかりだったので、これぐらい肉がはっきり見えてると嬉しい。
ぎっちり太麺で5分待つタイプのやつ。
完成。
麺、太麺。5分間かけただけあるのか、適度な弾力とコシがあってうまい。
アルデンテではないけどプリプリという形容詞に近い出来だと思う。
かやく、ベーコンとピーマンと赤ピーマンかな?
色が変で一瞬なすかと思ったんだけど、多分ピーマン。
量はやっぱり少ないね…。
ソース、粉末ソースの時点ではあまりピンときてなかったんだけど、調味油で一気にケチャップとソーセージの匂いと体に悪そうな真っ赤な色になった。
ソーセージの匂いまでさせるところに、調味油ってなんでもありだなと思う。
味は結構甘めで酸味はそんなにない。
パッケージにパスタでも焼きそばでもないって書いてあるけど、そうだ昔よくあったレトルトのチンするタイプのナポリタンの味だと気づく。
スパ王的なものをイメージしてるとがっかりするかもしれない。
果たしてレトルトのナポリタンをカップ麺として再現する必要はあったのかという疑問は頭をかすめるが、なんだか妙にしっくりくる味ではある。
うまいというよりかは懐かしい味なので、たとえば若い世代でこの独特の甘い味に慣れてない人とかはダメだと思う。
私は三十路overなので大丈夫だけど、そうなると油感が凄いので胃もたれの心配が出てくる。
でもきらいじゃないよ。55点。
ごちそうさまでした。
ラフロイグ クオーターカスクを飲む
700ml3600円程度?貧乏人には高級酒の分類になる。
まずはストレートで。
注いでいる最中から力強いヨード臭、一口飲むとガツンと来る煙臭さ、そして鼻へ抜けていく磯の香り。
そのすべてが強烈で、万人向けの飲みやすいウイスキーばかり飲んでいる人はただただ面食らうばかりだと思う。
身の丈に合った下賤な言葉で言えば臭い。
2016年に飲める酒と思えないほどに臭い。
200年前にタイムスリップしたんじゃないかというような錯覚さえ覚える。それでも意外なほどすっきりとした後味は伝統あるウイスキーとしての矜持を感じさせる。
港町の喧騒や水や音や匂いや、その生活の全てを濾過せずに、そのまま瓶詰めしたような複雑な味わい。
独特のピート臭はそこが確実に異国の地であることを感じさせる。
旨い。
ジャパニーズウイスキーはスコッチウイスキーを手本に造られたというが、その個性的で力強い味わいはまったく対極にあるようにさえ感じられる。
お前が飲めるものなら飲んでみやがれと主張しているようなウイスキー。
個性的な味わいをなんどでも確かめたくさせる。
合わないだろうなと思いつつ、ハイボールも試してみる。
スモーキーさを感じにくくなり、味わいとしては塩辛さが強調される印象。
やはりこれは小細工を弄せずストレートで楽しみたい。
85点。